植草学園 平成29年度シラバス

インクルーシブ教育論
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シラバス基本情報
授業科目名 インクルーシブ教育論
科目ナンバリング EST103
開講年度 2017年度
科目区分 特別支援教育基礎科目
科目責任者 渡邉 章
担当教員 加藤 悦子
田所 明房
菊地 一文
授業形態 講義
開講時期 前期・後期
登録コード
曜日・時限
A1034101 木4
教室
講義室21・22
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次・2年次
免許・資格との関係
1年次2年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 必修必修
保育士: 必修必修
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
3 共生社会
カリキュラムポリシー 2 障害支援
3 共生社会
授業のキーワード インクルーシブ教育,共生社会,特別な教育的ニーズ
学生の到達目標 1.インクルーシブ教育システムの概念,特別支援教育の役割,合理的配慮、基礎的環境整備について理解し,自分の考えを表現できるようになる。
2.就学先決定の仕組み,一貫した支援のための仕組み,多様な学びの場の役割,教員に求められる専門性について理解し,自分の考えを表現できるようになる。
3.交流及び共同学習や相談支援体制について理解し,自分の考えを表現できるようになる。
授業の内容
第1回 イントロダクション 授業のねらい・授業の進め方・評価の仕方(目標1,2,3)
担当教員: 渡邉 章
第2回 インクルーシブ教育システムとはなにか(目標1)
担当教員: 渡邉 章
第3回 インクルーシブ教育システム構築における特別支援教育の役割(目標1)
担当教員: 渡邉 章
第4回 障害のある子どもの就学先決定の仕組み(目標2)
担当教員: 田所 明房
第5回 相談支援体制の充実(目標3)
担当教員: 渡邉 章
第6回 教員に求められる専門性(目標2)
担当教員: 田所 明房
第7回 合理的配慮とはなにか(目標1)
担当教員: 菊地 一文
第8回 合理的配慮決定の基本的考え方(目標1)
担当教員: 菊地 一文
第9回 どのような基礎的環境整備が必要か(目標1)
担当教員: 菊地 一文
第10回 多様な学びの場の役割(目標2)
担当教員: 加藤 悦子
第11回 地域の教育資源の活用(目標2)
担当教員: 加藤 悦子
第12回 関係機関の連携(目標2)
担当教員: 加藤 悦子
第13回 交流及び共同学習の推進(目標3)
担当教員: 渡邉 章
第14回 障害がある子どもへの一貫した支援(目標2)
担当教員: 田所 明房
第15回 まとめ 授業の振り返りとインクルーシブ教育システムの推進に関する重要事項の確認(目標1,2,3)
担当教員: 渡邉 章
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回 シラバスをよく読み,ポリシーとの関連,授業のキーワード,学生の到達目標,授業の内容,成績評価等について理解しておくこと
第2回 インクルーシブ教育システムについて調べておくこと
第3回 特別支援教育の役割について調べておくこと
第4回 就学先決定の仕組みについて調べておくこと
第5回 相談支援体制について調べておくこと
第6回 教員に求められる専門性について調べておくこと
第7回 合理的配慮について調べておくこと
第8回 合理的配慮決定の基本的考え方について調べておくこと
第9回 基礎的環境整備について調べておくこと
第10回 多様な学びの場の役割について調べておくこと
第11回 地域の教育資源の活用について調べておくこと
第12回 関係機関の連携について調べておくこと
第13回 交流及び共同学習について調べておくこと
第14回 障害がある子どもへの一貫した支援について調べておくこと
第15回 第1回~第14回のポイント及び考察の記述を再度読んでおくこと
上記予習内容については,授業における質疑応答により理解状況を確認し,授業を進める。
復習 第1回 この科目の受講によって理解を深めたい事項をまとめておくこと
第2回 インクルーシブ教育システムについてポイント及び考察をまとめておくこと
第3回 特別支援教育の役割についてポイント及び考察をまとめておくこと
第4回 就学先決定の仕組みについてポイント及び考察をまとめておくこと
第5回 相談支援体制についてポイント及び考察をまとめておくこと
第6回 教員に求められる専門性についてポイント及び考察をまとめておくこと
第7回 合理的配慮についてポイント及び考察をまとめておくこと
第8回 合理的配慮決定の基本的考え方についてポイント及び考察をまとめておくこと
第9回 基礎的環境整備についてポイント及び考察をまとめておくこと
第10回 多様な学びの場の役割についてポイント及び考察をまとめておくこと
第11回 地域の教育資源の活用についてポイント及び考察をまとめておくこと
第12回 関係機関の連携についてポイント及び考察をまとめておくこと
第13回 交流及び共同学習についてポイント及び考察をまとめておくこと
第14回 障害がある子どもへの一貫した支援についてポイント及び考察をまとめておくこと
第15回 第1回~第15回に扱った内容で,重要と考える点をまとめておくこと。
展開 講義において関心をもった事項について,図書館等で資料を調べ,知識・理解を深めること。
成績評価
評価の基準 1.インクルーシブ教育システムの概念,特別支援教育の役割,合理的配慮、基礎的環境整備について理解し,自分の考えを的確に表現できること。
2.就学先決定の仕組み,一貫した支援のための仕組み,多様な学びの場の役割,教員に求められる専門性について理解し,自分の考えを的確に表現できること。
3.交流及び共同学習の取組や相談支援体制について理解し,自分の考えを的確に表現できること。
評価の方法 平常点及び提出レポートにより評価する。(平常点 50%,レポート 50%)
平常点には,発表・討論・グループ活動が含まれる。
教科書
書籍名 インクルーシブ教育って?
著者名 木舩憲幸
出版社 明治図書
価格 2000円
ISBN・ISSN ISBN978-4-18-126716-2
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説総則編(幼稚部・小学部・中学部)
著者名 文部科学省
出版社 教育出版
価格 473円
ISBN・ISSN ISBN978-4-316-30016-0
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・小学部・中学部・高等部)
著者名 文部科学省
出版社 海文堂出版
価格 200円
ISBN・ISSN ISBN978-4-303-12432-8
推薦図書
参考URL 1)文部科学省:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/houkoku/1321667.htm
2)文部科学省:文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針の策定について(通知).http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/11/24/1364727_01.pdf
備考 ・4名の教員によるオムニバス形式で授業を実施する。
・授業における提出物については,評価・コメント等によりフィードバックする。
・担当教員のオフィスアワー及び連絡方法については,各回担当の教員マイページを参照すること。
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