授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
4-2 教育の基礎的理解(小) 6-2 教育の基礎的理解(幼保) |
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授業のキーワード |
教育職員免許法,教職の意義等に関する科目,教職の意義,教員の役割,職務内容 |
学生の到達目標 |
本授業は,教育職員免許法による「教職の意義等に関する科目」であり、そのねらいは、教職の意義,教員の役割,職務内容(研修,服務及び身分保障等を含む)を正しく理解し,教職に対する意識を高めることである。併せて、教職を目指す者が,自らの適性を判断し,進路を正しく選択することを目的とする。
1.教職の意義、教員の役割、職務内容についての理解を確かなものにする。
2.現代の学校教育の課題を正しく理解し、それらに対応していく力を身につける。
3.教職への姿勢と意欲を明確なものにする。 |
授業の内容 |
第1回 |
導入講義:授業のねらい、授業の進め方、授業以外の学修について説明する。これまで出会った教師を振り返る。(目標1) |
第2回 |
教職の意義:教職とは何か。(目標1) |
第3回 |
教職科目履修の動機と目指す教師像:教職観と教師像(目標1) |
第4回 |
教員養成の歴史と現状:戦前と戦後の教員養成(目標1) |
第5回 |
教員免許制度の改革:教員免許更新制の導入とその後(目標2) |
第6回 |
教員の任用と服務:(1)教員の身分と任用(目標1) |
第7回 |
教員の任用と服務:(2)服務と身分保障,メンタルヘルス(目標1) |
第8回 |
教員の役割と仕事:仕事の特質と具体的内容(目標1) |
第9回 |
職場としての学校(幼稚園含む):(1)教員の勤務の実態、「チームとしての学校」の在り方(目標2) |
第10回 |
職場としての学校(同上):(2)保護者・地域・子どもとの関係(ロール・プレーイングをとおして)(目標2) |
第11回 |
教員の資質の向上:ライフステージに応じた研修の制度(目標2) |
第12回 |
学校・家庭・地域社会との連携:開かれた学校づくり(目標2) |
第13回 |
教員としての適性の理解:教員免許状と進路選択(目標3) |
第14回 |
教職への道: 2016年度公立学校教員採用選考試験の概要と本県の採用状況(目標3) |
第15回 |
総括(目標3):授業のまとめとチェック問題の解答及び質問事項の整理、R.S.の提出 |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
・事前配布のレジュメの上欄に置かれているチェック問題にあたっておく。併せて、授業で問われる空所を補充し授業に臨む。(第2-14回)
・教職について日常から関心を持ち、関連する新聞報道に目をとおしたり、切り抜き保存したり、授業で提示された図書資料や文献を読んだりしておくこと。(第2-14回)
・事前に配布される次回授業のレジュメを読み、内容把握につとめる。(第2-14回)
・授業の内容に示しているキーワードについて事前に調べておくこと。(第2-14回)
・課題発表(ロール・プレーイング含む)のための準備をすすめる。(第7・8・9回) |
復習 |
・第1回授業にて配布されるR.S.に、毎回の授業の要旨をまとめておくこと。(第1-15回共通)
・事前配布のレジュメの上欄に置かれているチェック問題を整理することをとおして、復習につとめる。併せ(第2-14回共通)
・事前配布の授業レジュメに目をとおして、授業で問われる空所を補充し授業に臨む。(第2-14回共通)
・指示された課題を期限までに提出すること。
・課題発表の評価について、グループ内で共有しておく。(第10回) |
展開 |
・教育課題や教職に関する最新の文献や研究成果等を調べ、知識・理解を深める。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
目標1~3に示した事項・内容が理解できていることを合格基準とするが,課題や授業に臨む態度なども併せて総合的に評価する。
1.教職の意義、教員の役割、職務内容について理解できたか。
2.現代の学校教育の課題を正しく理解し、それらに対応していく力を身につけることができたか。
3.教職への姿勢と意欲を明確になったか。 |
評価の方法 |
授業姿勢+課題発表(30%)+定期試験(70%) |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
『教職概論』第3次改訂版 |
著者名 |
佐藤晴雄 |
出版社 |
学陽書房 |
価格 |
2 ,400円 |
ISBN・ISSN |
978 -4-313-61137-5 |
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参考URL |
文部科学省HPhttp://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/166.htm |
備考 |
・本講義は教職科目であるので,将来自分が教壇に立つという自覚をもって受講することが望まれる。
・講義形式で進めるが、アクティブ・ラーニングの視点からの双方向・参加型授業運営に配慮している。
・オフィス・アワー:金曜日1・2限
・メール・アドレス:y-takano@uekusa.ac.jp
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