授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
7-4 保育の表現技術 |
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授業のキーワード |
造形教育,図画工作,保育教育現場で活用できる造形的基礎・基本の習得 |
学生の到達目標 |
1.保育の教育現場を踏まえ,様々な造形表現の実技や制作活動を通して,子どもの造形活動を支える基本的な知識・技能を習得する。
2.現場での活用を踏まえ,興味。関心や発達の段階に基づいた画材・材料や制作方法の選択を行い、計画的に進める。
3.制作の中で,具体的な支援や造形表現の技術方法を考え,実践力を養うとともに、現場での児童の具体的な遊びや文化活動に結びつけられる。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション(授業の留意点・保育現場での造形について)・実技「鉛筆の基本的な技法」(目標1) |
第2回 |
色鉛筆の表現の基本を学ぶ・実技「色鉛筆の混色表現」等(目標1)・技法メモ ①(目標1,3)確認後返却 |
第3回 |
パステル等の基本的な技法を学ぶ・実技「クレヨン・パステル表現の応用」・技法メモ ②(目標1,3)確認後返却 |
第4回 |
水彩絵の具の基礎 ①・実技「透明と不透明」「三原色による混色」技法メモ ③(目標1,3)確認後返却 |
第5回 |
水彩絵の具の基礎 ②・実技「にじみ」「ふきながし」「デカルコマニー」「フロッタージュ」等・技法メモ ④(目標1,3)確認後返却 |
第6回 |
水彩絵の具の基礎 ③・実技「スパッタリング」・「スタンピング」等・技法メモ ⑤(目標1,3)確認後返却 |
第7回 |
イラストレーションの基礎 ①形・実技「人物・動物」・技法メモ ⑥(目標1,3)確認後返却 |
第8回 |
イラストレーションの基礎 ②構図・実技「はり絵」説明(目標1) |
第9回 |
イラストレーションの基礎 ③配色・実技「はり絵」構想を練る(目標1) |
第10回 |
イラストレーションの基礎 ④表現の工夫・実技「はり絵」 ①アイデアスケッチ(目標1,2) |
第11回 |
実技「はり絵」 ②下絵(目標1,2)確認後返却 |
第12回 |
実技「はり絵」 ③主役と背景(目標1,2) |
第13回 |
実技「はり絵」 ④配色(目標1,2) |
第14回 |
実技「はり絵」 ⑤仕上げ・スケッチブック整理点検確認(目標1,2) |
第15回 |
まとめ・「はり絵」発表・鑑賞・スケッチブック確認(目標1,3) |
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予習・復習の内容 (毎回45分程度) |
予習 |
第1回~第15回
制作の準備をする(調べたり、用具等準備する)
計画通りに進まなかった場合に、各自で制作を進め計画に合わせる |
復習 |
第1回~第15回
計画に沿って制作を進める
技法メモなど、レポートをまとめて見直す
スケッチブックに添付し整理する |
展開 |
自分で発展題材を考え制作し子どもの視点に立って考える |
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成績評価 |
評価の基準 |
授業内容をもとに保育現場における造形活動の際に子どもの活動の支援のあり方や遊びや文化活動への展開について自らの考えを持ち,子どもの視点に立って的確に説明できることを合格基準とする。到達目標1.2.3 |
評価の方法 |
毎回の取り組みを含めた平常得点,提出レポートや作品などで総合的に評価する。
レポート(毎回のふりかえりを含めたレポートの合計) 40%,作品 40%,スケッチブック整理、授業の取り組み等の平常得点 20%の成績を総合する。
ただしこの比率は,実態に応じて最終的に若干変更する可能性もある。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
・実技を中心とした演習のため 40数名程度の人数とし,希望者多数の場合は必修の保育士資格希望者を優先する。余裕があれば2.3年も受け入れる。
・制作を通して造形教育の基礎・基本を確認し育成するため,課題数は少なくない。
・2クラスあるがどちらのクラスも授業内容は同一である。
・苦手意識のある人も安心して楽しんで取り組めるようにカリキュラムを考えている。
・各自必ず F6サイズのスケッチブック,色紙,鉛筆(4B),色鉛筆や絵の具セット等が必要である。1階売店でも購入可能。必要な持ち物については随時指示する。
・作品と技法プリント等をスケッチブックに貼りつけ,整理してポートフォリオの替わりとする。他のプリントは A4ファイルに整理する。
・制作によっては汚れることもあるので,ジャージ,使い古しの Tシャツやエプロン等も用意すること。
・連絡等は基本的に研究室に直接来てください(火曜日以外の昼休み) |