植草学園 平成29年度シラバス

児童文学演習
印刷用レイアウトを表示
シラバス基本情報
授業科目名 児童文学演習
科目ナンバリング ECT201
開講年度 2017年度
科目区分 保育・発達基礎科目
科目責任者 河村 真奈
授業形態 演習
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A1005001 月4
教室
講義室10・11
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次
免許・資格との関係
2年次
小学校教諭: 選択
特別支援学校教諭: 選択
幼稚園教諭: 選択
保育士: 選択
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 徳育・教養
カリキュラムポリシー 1 徳育・教養
授業のキーワード 児童文学
学生の到達目標 1.児童文学・絵本についての知識(児童文学史、絵本史、「子ども」と児童文学の関係、「大人」と児童文学の関係などに関する知識)を身につける。
2.作品を読み、児童文学が「子ども」に社会をどのように伝えようとしてきたのかを考える。
3.「子ども」と児童文学との関わりに対して、自分を含めた「大人」はどのように関わっていくべきか考えを深める。
授業の内容
第1回 講義のガイダンス(目標1)
第2回 日本児童文学①:基礎知識、文学史等(目標1)
第3回 日本児童文学②:作品紹介 1950年代まで(目標2・3)
第4回 日本児童文学③:作品紹介 1960年代以降(目標2・3)
第5回 日本児童文学④:作品紹介 1960年代以降(目標2・3)
第6回 英米児童文学①:基礎知識、文学史等(目標1)
第7回 英米児童文学②:作品紹介 19世紀(目標2・3)
第8回 英米児童文学③:作品紹介 20世紀初頭(目標2・3)
第9回 英米児童文学④:作品紹介 20世紀~現代(目標2・3)
第10回 絵本(日本)①:基礎知識、文学史等(目標1)
第11回 絵本(日本)②:作品紹介 「ぐりとぐら」シリーズなど(目標2・3)
第12回 絵本(日本)③:作品紹介 メディアミックスされた絵本(目標2・3)
第13回 絵本(海外)①:基礎知識、文学史等(目標1)
第14回 絵本(海外)②:作品紹介 動物絵本など(目標2・3)
第15回 絵本(海外)③:作品紹介 ポストモダン絵本(目標2・3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回~第15回(共通)推薦図書、授業内で指定された作品を読んでおくこと。
復習 第1回~第15回(共通)授業内で紹介された作品や参考文献を読み、児童文学への知識、理解を深めること。
展開 古典・近代の代表的な児童文学作品をふまえた上で、最新の児童文学作品についても知識・理解を深める。
授業内で紹介された作品から選び、学期末レポートを作成することで、自分の考えをまとめ、表現することを学ぶ。
成績評価
評価の基準 1.児童文学・絵本についての知識(児童文学史、絵本史、「子ども」と児童文学の関係、「大人」と児童文学の関係などに関する知識)への理解度・定着度。
2.児童文学作品を読んだ上で、「子ども」と社会の関係性を十分に考察できているか。
3.「子ども」と児童文学との関わりに対して、自分を含めた「大人」はどのように関わっていくべきか、十分に考察できているか。
評価の方法 授業への貢献度(30%)、授業中に課す小レポートもしくは意見発表(30%)、学期末レポート(40%)という配分で評価。総合評価60%以上で合格とする。ただしこの比率は変更する可能性もある。          
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 児童文学の教科書
著者名 川端有子
出版社 玉川大学出版部
価格 2,484円
ISBN・ISSN 978-4472404634
書籍名 シリーズ・日本の文学史1 はじめて学ぶ 日本児童文学史
著者名 鳥越信
出版社 ミネルヴァ書房
価格 3,240円
ISBN・ISSN 4-623-03252-3
書籍名 シリーズ・はじめて学ぶ文学史6 はじめて学ぶ 英米児童文学史
著者名 桂宥子、牟田おりえ
出版社 ミネルヴァ書房
価格 3,024円
ISBN・ISSN 4-623-03850-5
参考URL
備考 事前に指定された作品を読み、授業内で発表、もしくは講義の後に感想文を書く形式とする(履修人数により変更する)。
第1回の授業で取り上げる作品リストを配布する。
また、授業内で必要な参考文献等、プリントで随時配布する。
« シラバス一覧に戻る