植草学園 平成29年度シラバス

人間と道徳
印刷用レイアウトを表示
シラバス基本情報
授業科目名 人間と道徳
科目ナンバリング GHS101
開講年度 2017年度
科目区分 基礎科目
科目責任者 石野 高弘
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A0001005 水3
教室
講義室20
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次
免許・資格との関係
1年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 徳育・教養
カリキュラムポリシー 1 徳育・教養
授業のキーワード 豊かな心 価値理解 人間理解 よりよく共に生きる力 学びに向かう力 
学生の到達目標 1.世界や日本の思想、文化に触れ、自己の感性を磨くことができる。
2.様々な道徳性について、考え議論し、自己の道徳性を高めることができる。
3.国際社会に生きる日本人として、より高い道徳性に基づき、行動しようとすることができる。
授業の内容
第1回 建学の精神「心の豊かなたくましい人間」とは何か、授業の進め方等のガイダンス(目標3)
第2回 道徳と人間性について、人類の歴史やマズロ-、フロイトなどから人間性を考え、人間として生きる喜びを知る(目標3)
第3回 古代ギリシア哲学とキリスト教・イスラム教の思想について触れ、思いやりの心や現代の自分たちへの影響、自己の在り方生き方について考える(目標1)
第4回 中国思想と儒家・道家、インド思想と仏教について触れ、思いやりの心や現代の自分たちへの影響、自己の在り方生き方について考える(目標1)
第5回 日本の伝統的な人間観・自然観と神仏習合について触れ、思いやりの心や自分たちの生活との関わり、自己の在り方生き方を考える。(目標1)
第6回 コールバーグの認知発達論から、ジレンマ資料をつかって考え議論し、道徳の発達段階を知る。(目標3)
第7回 社会主義と資本主義の原理を確認し、現代社会の問題から、望ましい共生社会の在り方を考える。(目標3)
第8回 望ましい生活習慣や礼儀作法について資料をとおして考え議論し、自己をみつめ、道徳性を高める(目標2)
第9回 法やきまりを守り社会で共に生きることについて資料をとおして考え議論し、自己を見つめ、道徳性を高める(目標2)
第10回 自分を見つめ個性を伸ばすことについて資料をとおして考え議論し、物事を多面的・多角的に考え、自己を見つめ道徳性を高める(目標2)
第11回 生命倫理について資料をとおして考え議論し、物事を多面的・多角的に考え、自己をみつめ道徳性を高める(目標2)
第12回 思いやりについての資料をとおして考え議論し、価値を理解し、物事を多面的・多角的に考え、自己を高める(目標2)
第13回 持続可能な社会を目指すためにどのような課題があるかを知り、自分自身の問題として考え議論し、どのようなことが大切か考える(目標2)
第14回 アサーショントレーニング、アンガーマネジメントの概要を知り、自己主張の仕方や自分の中に生じた怒りの対処法を学ぶ(目標3)
第15回 自分づくり、人生づくりについて、アメリカ型社会とヨーロッパ型社会の例をとり、自分自身の「豊かさ」について考え、自己の生きる方向を探る(目標3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回:本学の「建学の精神と理念」を熟読しておく。
第2回:自分の善いところ、悪いところを書き出しておく。
第3回:イスラム教の戒律を具体的に調べておく。
第4回:自分が葬式をあげるとしたらどんな宗教の葬式をあげるか調べておく。
第5回:自宅周辺の神社仏閣について、3か所の名称と何を祭っているかを調べておく。
第6回:ピアジェの発達理論を調べておく。
第7回:「ポピュリズム「と「保護主義経済」、トランプ米大統領の政策について調べておく。
第8回:自分の知っているマナー、作法について10項目書き出しておく。
第9回:法律の体系について調べておく。
第10回:自分の長所、短所を書き出しておく。
第11回~13回:講義に関する内容について、ニュース等で問題を把握しておく。
上記以外:毎回、学習内容をお互いにシェアリングする時間を設けるので、事前に講義内容について研究し、自分自身で課題をもって講義に参加する。
復習 第1回~第15回:①講義の概要②話し合いをした他の学生の意見や考え③話し合い後の自分の意見や考え等を講義終了後、ノートに毎回まとめる。
展開 授業で得られた知識を踏まえて、教え合ったり、議論する時間を設けるので、自分自身の考えを持ち、議論をとおして自分自身の在り方生き方を考え、自己の道徳的実践力の向上を目指す。
成績評価
評価の基準 1.世界や日本の思想、文化の源流を学び、自己の感性を高めることができたか。
2.様々な道徳性について考え議論し、自己の在り方生き方を向上させることができたか。
3.国際社会に生きる人間として、よりよく生きようとする意欲をもつことができたか。
評価の方法 講義を記録したノート 50%
期末試験       50%
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
参考URL
備考 授業は、基本的にプレゼンテーションの後に学生間の議論、発表を中心とする。
参考文献等は、その都度紹介する。
« シラバス一覧に戻る